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ペルー共和国、国立公園向けで「バイオ分解式トイレ供与・訓練事業」を完了

 双葉インターナショナル(株)は2014年6月に受注したペルー向け国際協力事業、「バイオ分解式トイレ」(通称バイオトイレ)整備計画を通じて、本邦製品を現地へ納品しました。また、パラカス国立保護区にて各地の国立公園局職員に対するバイオトイレ据付、運用トレーニングを行いました。

 バイオトイレとは、水を使わずに微生物の力で糞尿を分解・堆肥化させるエコフレンドリーなトイレです。山間部など商用電源がない国立公園内でも使用できるように、太陽光発電を搭載しています。

 ペルーには、インカ帝国時代の遺跡群が残る「クスコ市街」、「ナスカの地上絵」など合計11の世界遺産が点在。だが観光客が多く訪れる一方で、環境に優しい技術を用いた衛生環境の改善、拡充が課題となっています。

 本計画により、パラカス国立保護区など国内有数の観光地6ヶ所にバイオトイレが設置され、衛生環境の改善につながることが期待されています。

 


 受注内容

-客先 The Ministry of Foreign Trade and Tourism, the Republic of Peru
(ペルー共和国 通商・観光省)
-主契約者 一般財団法人 日本国際協力システム(JICS)
-供与機材 バイオトイレ(Biotechnology Toilet) 16台

 

パラカス国立保護区での据付作業中

 

据付トレーニング完了

 

パラカス国立保護区のパノラマ

 

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